各市町村教育委員会等との連携・協働

①石垣市教育委員会との連携協定に基づく「石垣市学力向上フロンティア教育推進事業」の授業づくりの協働 [山口剛史]

【企画の概要】

 石垣市教育委員会では、これまでの八島小学校、大浜中学校との共同研究の成果を踏まえ、これから石垣市管内で核となっていく若手教員の授業力向上のため本事業を立ち上げ、琉球大学教育学部の教員との協働での授業づくりをすすめることとなった。具体的には、管内から10人程度の教員を研究員として委嘱し、それぞれが授業づくりを実施し、必要に応じて学校教員の相談相手、授業づくりの支援を大学教員が行う。

それぞれ10月~11月をめどに授業実践をつくり、管内の学校に公開することで、それぞれの学びや授業づくりの工夫を管内の学校に成果として普及する。 授業づくり、単元づくりを支援することで、教員の授業力、教材開発力を高めていくことは、教員研修の中で重要なものであり、これまでの共同研究が、1時間の授業づくりにとどまらない単元づくりを大事にしてきたことを踏まえた支援とするところに本取り組みの重要性がある。

【企画のねらい】

この企画には、授業づくりのための附属学校での公開研や授業視察等の研修を含むものとする。

 企画のねらいは、次期のミドルリーダーを育てていくことである。まずは授業の実践力を身に着けてもらうこと、現行の指導要領そして令和の日本型学校教育で謳われている学びを実現できるようにしていくことである。

そうすることで、学校現場の学びの質の向上をめざし、子どもたちに豊かな学びをつくりだす教員を増やしていくことで、市全体の学力向上につなげていきたい。

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