各市町村教育委員会等との連携・協働

③支援を必要とする多様な子どもの教育実践研修会[浦崎武]

【企画の概要】

 石垣市教育委員会、竹富町教育委員会、与那国町教育委員会、八重山特別支援学級設置校長会、石垣市福祉部こども未来局との協定・協力、沖縄県教育委員会(八重山教育事務所)との共催により実施する。「トータル支援教室」を開催することを通して、「インクルーシブ教育」およびその「システム整備」の実現に向けて、地域における実践力養成研修、実践授業、支援教室、実践事例検討会、教育相談、情報交換会の開催等のトータル支援活動を学校、関係機関等と連携・協働により実施し、県内全域の「共生社会」の実現に貢献することをねらいとする。

県内各圏域におけるインクルーシブ教育システム整備事業による審議に基づく、県教育委員会および学校・教育機関等において取り組むべき、特別支援教育に関する課題である関係部局・関係機関等と協定・協力による取組として本企画を位置づける。

【企画のねらい】

 本企画は、地域における実践力養成研修、実践授業、支援教室、実践事例検討会、教育相談、情報交換会の開催等のトータル支援活動を学校、関係機関等と連携・協働により実施し、県内全域の「共生社会」の実現に貢献することをねらいとする。

 「発達障害を含む障害のある幼児児童生徒に対して一人一人の教育的にニーズをとらえ、指導および支援の充実のため、全ての学校における特別支援教育校内支援体制の推進と全教職員の特別支援教育に係る指導支援の改善・充実、さらには関係機関との連携による学校支援の推進」を支援するための関係部局・関係機関等と協定・協力による取組として本企画を位置づける。

 地域の支援の必要な子ども、学校・関係機関等の教職員、地域・家庭・保護者への支援・教育の充実、障害児・者を切れ目なく持続的、継続的に支援する「地域支援・教育の連携・体制の構築」および「地域や関係機関との連携・協働」による教諭、保育教諭、保育士、支援員等への実践力養成体制の有機的システムを整えることをめざす。 離島地域では特別支援学級や幼児教育施設では、対象児の増加による学級数の増加や教員・保育士の不足の影響を受け、臨任や新人の先生、実践経験の少ない先生が担任となり単年ごとに入れ替わる等、継続的に担任をすることができないケースが多い。そのため特別支援教育を推進するミドルリーダーの育成のための学びの継続性が途絶えてしまう傾向がある。そこで本企画による学校や幼児教育施設への巡回を通して特別支援教育に取り組む意欲を有する資質のある人材の発掘やそのような人材を育成する学びの場や機械を作りたい。モデル校として真喜良小学校、新栄町こども園を候補として考えており、実践力向上に向けて学び合いができる体制基盤を整えたい。

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